#7 ステンドグラス
こんにちは!芸術担当の秋山智彦です(^^)
今回のテーマはステンドグラスです。
前回アルフォンスミュシャの作品について書きましたが、感覚的に好きということで
自分自身なぜそんなに惹かれるかは深く考えませんでした。
ただ次は何のネタで書こうとふと考えたときに
今回のネタである
[ステンドグラス]がまず頭に浮かんできました。
そういえば昔から何故かステンドグラスとか教会の雰囲気が好きだったなぁなんて思い返しました。
僕が小学生にあがる前くらいの幼い頃、
母に連れられ2つ上の姉とよく母のコーラスを聴きに
町の教会に言ってた事を思い出しました。
幼い頃の記憶で、しかもコーラス中は居眠りをしていた僕の記憶は曖昧ですが、
オレンジの光とその光で温かく照らされるステンドグラスと白い壁、心地よい賛美歌?がとても好きでした。
もしかしたらその頃から西洋の建物や装飾品を好きになったのかもしれません。
どことなくミュシャのポスターとステンドグラス、
似てませんか?(^^)
実は僕が書いた前回のミュシャ
は僕自身ミュシャをまだまだ深く知り得ていませんでした。
ミュシャファンやヨーロッパの建造物ファンの方には有名な話で申し訳ないのですが、
実はミュシャはステンドグラス制作にも深く関わっていたのでした。
有名な作品は宣伝用ポスターに留まらず
なんと
1931年に完成したプラハ中心にある
<プラハ城(フラッチャヌィ城)聖ヴィタ大聖堂>のステンドグラスを手掛けたのが
そのミュシャだったのです。
画像がそのステンドグラスです。
聖ヴィタ大聖堂は16世紀半ばから建造が始まりましたが
戦争やハプスブルク家の支配など様々な理由から中断を余儀なくされ
19世紀にチェコ国民の寄付と企業の協力により完成したのが現在に至ります。
画像のステンドグラスは
聖キリルと聖メトディウスです。
ステンドグラス中央部に聖メトディウスがいるわけですが、その足元に手を合わせている子供がいるのがおわかりでしょうか?
この子供は聖ヴァーツラフなのですが、
実はこの子供
なんとミュシャの息子であるイジーをモデルにしてしまったのはとても驚きます。
チェコの民族の為に自分の作品を寄贈し、尚且つ息子愛もあるミュシャは素晴らしいですね(^^)
このようにステンドグラスとミュシャはとても深い関係性がありました。
僕が素敵だと感じたミュシャ作のポスターも
ステンドグラスでないにしろ恐らくそれが軸になっているのではないかなと思います。
なかなかチャンスはないと思いますが
プラハ城の聖キリル聖メトディウスのステンドグラス、実際に見てみたいものですね(^^)
実際にいかれた方のブログをみてもやはりミュシャのそのステンドグラスは圧巻らしいです。
本当行きたい!(笑)
日本にもステンドグラス美術館は栃木県那須塩原にあるようですので、休みを利用して行ってみたいと思います(^^)
長くなりましたが以上です!
最後まで読んでいただけて嬉しいです!
芸術担当の秋山智彦でした(^^)/